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使い方とトラブルシューティング

画面の各所にある「?」からこのページの該当箇所へ飛べます。

文献が通る5つの段階

取り込んだ文献は次の順に処理されます。レビューキューの上部に、その文献がどの段まで進んだかが出ます。

  1. 取り込み — PDFを登録します。実体はローカルか Google Drive に置かれます。
  2. 本文化 — PDFから本文のMarkdownを作ります。文字が埋め込まれていれば高速変換(無料)、スキャンPDFはOCR(クレジット消費)です。
  3. 照合 — DOIやタイトルで外部データベースを引き、書誌情報を埋めます。
  4. AI検証 — 本文を読んで、照合結果が正しいかAIが点検します。本文が無いと実行できません。
  5. 確定 — あなたが内容を確認して確定します。ここで初めて「処理済」になります。

この順序が重要です。たとえば AI が提案を出さないとき、原因はたいてい AI ではなく 2段目(本文化)にあります。

レビューキューの3つのタブ

状態と、その戻し方

操作状態戻し方
確定処理済(done)直後ならトーストの「取り消す」。後からなら文献一覧で状態を変更
スキップスキップ(skipped)同上。一覧の絞り込みで「スキップ」を選ぶと見つかります
手動修正へ情報を入力(needs_manual)同上。レビューキューの別タブへ移るだけです

一括操作も取り消せます。ただしファイル名の変更は戻りません

用語

信頼度ティア(Tier 1〜4)

取り込み時に書誌情報をどれだけ確実に特定できたかの段階です。Tier 1 は DOI などの識別子が直接一致、Tier 4 は著者と年しか手掛かりが無い状態を指します。

一致スコア

「PDFから抽出したテキスト」と外部データベースのレコードがどれだけ似ているかを示します。「その文献が正しいか」ではありません。抽出元を間違えている場合(表紙のヘッダを拾ったなど)、スコアが高いまま誤った書誌情報になります。スコアが高くても中身の確認は必要です。

外部DBと未照合

外部データベースと1件も照合できず、PDFのテキストをそのまま採用した状態です(一致スコア 0.00)。「弱く一致した」のとは質が違い、誤りに気づけないため特に確認が要ります。

本文の変換方法

  • 高速変換 — PDFに埋め込まれた文字を取り出します。無料です。
  • OCR — 画像から文字を認識します。クレジットを消費します。
  • 本文が空 — 変換は動いたが本文が取れなかった状態です。作り直しが要ります。

AIQAレビュー

本文を読んで、書誌情報が正しいかをAIが点検します。違いを見つけると「提案」として提示し、あなたが項目ごとに採否を選べます。本文が無い文献では実行されません(AIは呼ばれず、課金も発生しません)。

AI提案が出ないとき

レビューキューのカードに理由が表示されます。よくあるのは次の3つです。

  • 本文がまだ作られていない → その場の「Markdown化」から作れます
  • 本文が空 → 変換は成功扱いでも中身が無い状態です。OCRで作り直してください
  • AIが確証を得られなかった → 書誌情報は妥当かもしれません。手動で確認してください

設定と、止まる機能の対応

設定未設定だと止まるもの
AI接続(プロバイダ・モデル・APIキー)AIQAレビュー、AIタグ生成、コンテンツ生成、Markdown品質チェック
LlamaParse キースキャンPDFのOCR(=本文化)と、それに続くAI検証
外部文献取得(トグル)メタデータ補完、OA-PDF取得、自然言語での文献収集
Unpaywall メールアドレスUnpaywall経路のOA-PDF取得(他の経路は動きます)
Google Drive 連携PDFのDrive保存、Googleドキュメント/スライドへの書き出し

APIキーは設定画面の「連携サービス」で一覧できます。未設定でも、その機能を使わない限り支障はありません。

困ったとき

AI提案(差分)が出ない

ほぼ本文が無いことが原因です。カードに表示された理由と、その下のボタンに従ってください。多数ある場合はダッシュボードの「本文未検査」から一括検査できます。

一致スコアが高いのに書誌情報が違う

スコアは抽出テキストとの一致度なので、抽出を誤っていると高いまま間違えます。PDFを開いて中身を確かめ、レビュー画面の「手動で編集」で直してください。

Markdown化に失敗する

スキャンPDFの可能性があります。設定でOCRのキーを登録し、対象を選んで「Markdown化」を実行してください。実行前に消費クレジットの見積もりが出ます。

件数が合わない

操作直後は画面が先に更新され、サーバの集計が少し遅れて追いつきます。数秒待っても合わない場合は再読み込みしてください。

通信エラー(429)が出る

短時間に多くのリクエストを送ると、経路上のゲートウェイが一時的に制限をかけます。しばらく待つと解消します。注釈が表示されない場合は、ツールバーの「再試行」を押してください。

費用の考え方

本文が無い文献に対してAIは呼ばれないので、その分の課金は発生しません。


関連: 利用規約プライバシーポリシー

Help & Troubleshooting

The "?" controls in the app link into the matching section here.

The five stages a paper goes through

  1. Import — register the PDF (stored locally or in Google Drive).
  2. Body text — build a Markdown body. Embedded text converts for free; scanned PDFs need OCR (consumes credits).
  3. Matching — look the paper up in external databases by DOI or title.
  4. AI check — the AI reads the body and verifies the metadata. It cannot run without a body.
  5. Confirm — you review and confirm. Only then does the paper become "done".

The order matters: when the AI produces no suggestions, the cause is usually stage 2, not the AI.

Key terms

Match score

How closely the text extracted from the PDF matches an external record — not whether the paper is correct. If the extraction picked up the wrong text (a cover page header, say), the score stays high while the metadata is wrong. A high score still needs checking.

When no AI suggestions appear

The card shows the reason. Usually the body has not been created yet, or the conversion produced an empty body. Use the button on the card to fix it.

Costs


See also: Terms of Service · Privacy Policy